極めた柔軟性

WCSは、自動化されたモノの流れのすべての面を管理、制御、調整します。他の類似ソリューションと比較した場合の主な利点として、WCSは、ご使用中の既存のどのマテハン技術とも関係なく動作することが挙げられます。様々な装置を同時に接続することも可能です。統合された可視化システムは、すべてのイベントの概要をリアルタイムでオペレータに提供します。メーカと一線を画した弊社のアプローチと長年の物流経験から、貴社の倉庫内のワークフローの最適化を図ることができます。

新設か更新か

全く新規の設計から始まる、あるいは倉庫を更新する場合でも、倉庫制御システムは貴社のニーズに合わせて対応いたします。新規物流センターを構築する場合は、弊社は各段階からサポートをする形で、倉庫制御と自動化されたシステムに関わる様々なソフトウェアプログラムに必要なWCSインタフェースの調整を行います。倉庫を更新する場合でも、日々のオペレーションを弊社でサポートいたします。弊社のモノの流れを制御するWCSを既存システムに繋げ、プロジェクトを効率的に管理していくことで、更新の作業中でも貴社のシステムは常にフル稼働し続けられる状態にあります。

３D可視化とエミュレーションを活用したモノの流れの分析

ズームイン機能が取り込まれた3Dの可視化ソリューションを使用することで、立ち上げ前から倉庫の内部を確認することができます。モノの流れの計画を行うソフトウェアでは、ラックや棚システムを含むすべてのモノの流れを3Dで可視化するだけではなく、シミュレーションすることで、取り入れたマテハン技術が効率的に使用されている、あるいはシステムが全体的に完全に調和して動作していることが確認できます。また、エミュレーションツールも備わっているため、実際のハードウェアを使用せずに試験システムから倉庫管理ソフトウェアやWCSを「モデル化」することで、購入前に最適なモノの流れや制御プロセスを作り出すことができます。

１つのパワフルな統括ソリューション

WCSは既存のインフラに合わせて対応していきます。このモノの流れを制御するツールは、集中型、分散型であれ、また使用されるプラットフォーム、データベース、ハードウェアとは関係なく、システムが自動化されていれば、オープンなインタフェースになっていることが特徴です。WCSは、移動データとパフォーマンス指標を継続的に収集・分析します。こうすることで、経済的に非効率的なワークフローは過去のものとなります。このモノの流れを制御するWCSは、もちろん、弊社の倉庫管理システムLFSと最適な組み合わせであり、全体的に強力なパッケージとなっています。さらに、ソフトウェアソリューションの数もこれで減らすことができ、単一のシステムからすべての倉庫のワークフローを管理、制御することができます。また、弊社のプライベートクラウドソリューションを必要に応じて使用することで、ハードウェア投資コストが節約できます。